睡眠時無呼吸症候群と運転免許Q&A

運転に大きな影響を与える睡眠障害とはいったい?

警察庁が行った研究結果で免許保有者の中に
睡眠時無呼吸症候群が相当数いたらしいです。

 

調査結果によれば睡眠時無呼吸症候群の方は
健全な人に比べると

 

居眠り運転を経験している割合が 2.1倍高い
居眠り事故等を経験している割合が 2.6倍高い

 

さらに睡眠障害によって生じる経済的損失
が3.5兆円になるとの試算もある

 

といわれていて単純に睡眠障害であっても社会的
リスクも重大だということもわかっています。

 

判例をいくつかあげてみましょう。

 

・乗客7人が死亡、38人が重軽傷を負った事故
高速道路を90km/hの速度で500メートルも
眠ったまま走行したのです。(約20秒)

 

・4人死亡の追突事故
トラック運転手は鑑定留置の結果
睡眠時無呼吸症候群の症状があり釈放

 

・東京税関職員6人が死傷
眠気を感じてから仮眠状態に陥るまで約1.5キロ
さらに事故に至るまで約1.5キロを運転していた。

 

・乗客45人が死傷。
走行中のツアーバスが運転手の居眠りにより
防音壁に衝突した。

 

そしてなんとも皮肉なことに加害者のほとんどが
睡眠障害の自覚がない場合で無罪になっています。

 

近年法律が改正しでは睡眠障害は飲酒運転と同じ
くらい重い罰則になっています。

 

睡眠障害は仕方ないことで自覚も少ない病気ですが
人の命を奪う病気でもあるんです。

 

決して安易に睡眠障害という病気を
考えないようにしてください。

 

やはりこの睡眠障害が原因で交通事故が起きるのを
減らそうと国もがんばっているようです。

 

なので免許の取得や更新時に睡眠障害の症状に関して
の調査や診断書の提示を求められることが増えています。

 

その時に自覚しているのも関わらず虚偽の回答がされた
とすると懲役1年以下もしくは罰金30万円以下の罰則
が課せられる場合もあります。

 

一度エプワース眠気尺度という睡眠時無呼吸症候
のための検査をすることをおすすめします。

 

8問の質問があり合計点11点以上が治療を要する
レベルという診断アンケートがあります。

 

11点未満であっても慢性的ないびきをかく人
睡眠時に呼吸が止まる人や日中頻繁に眠気を
感じる人もSASの可能性があります。

 

検査方法が自己判断なので検査時点に眠気を
過小評価し得点が低くなることが多いようです。

 

なので客観的に本人の眠気を評価できる家人に
協力してもらうと正確な結果が期待できます。